◎新政権、日本の長期目標については不透明
@前回は、滑り出し概ね順調として、
a)政権交替は、自公民官僚の癒着政治と、民主・社民・日本新の連立政権との、どちらが良いかという問題よりは、兎に角政権交替が起こり得るとの事実が、これ自体が国民のお任せ民主主義の姿勢に、反省をもたらす機会になるという、大きな期待があること。
b)将来の明るさへの道筋が見えないという問題を抱えながらも、此は来年の参院選の帰趨如何に関わることでもあり、現状は仮免許運転中である。それ故、当面の対策は、生活補助の中にあった母子加算を今年度中可及的早期に復活すること、失業対策を拡大すること、等、(兎に角、目に見える実績を上げること)、などとともに、自公民官僚癒着政治の問題点を徹底的に暴き、情報公開して行くことが望ましい。つまりは、こうした行き方で参院選に勝って、2院制ねじれ現象の下では、民主主義政治はうまくいかないとの事情を、国民に周知してもらうことが大切と見られること。(なお、理由等は長くなるので、別の機会に説明する)。
c)現在の民主党政権のアキレス腱は、社民党・国民新党との連立のために、必要な構造改革を、筋の通った方法で進めにくい点にあること。
上記の点を理解すれば、滑り出しは概ね順調と言えるのではないかという趣旨を述べた。
Aその後の経過を見ると、予想の範囲内とは言え、新政権の運営には、もたつきの方が目につくようである。予想通り、a)社民党が関係する、日米関係・防衛関係の問題は、普天間基地の辺野古地区への移転問題等が難航している。b)国民新党では、郵政公社の総裁人事、モラトリアムとの表現が問題となった中小企業対策、という、兎に角解決困難なもたつきがある。さらに加えて、c)政権内の火だねとして、国家戦略会議の動きの曖昧性、予算の組み替えと絡んだ、事業仕分け活動に関わる人事のもたつきがある。d)政府と党との間の連携についても、不安定性がみられる、などなども心配の種であろう。
そして、これらは、いずれも、不慣れの所為でもあろうし、人材不足の所為でもあろう。 ところで、こうした中にあって、前原国土交通相が、羽田のハブ空港化という将来像を提唱し、問題の絶えない成田空港を、共存共栄の形で解決する道があるはずだ、との方向性を示したことは、注目に値すると思われる。つまり、現在の難問題は、日本の将来を明るくするような、本格的な構造改革によってのみ、解決が可能になるものであろう。だからこそ、当面は、将来に繋がることを考えながら、暫定的に問題を進め、つまりは、逆戻りを何とか避け、かつ、逆風をだまし、だまし、しながら、参院選で勝つことや、ねじれ国会の運営に知恵を絞ることが大切と見られよう。 そうして、参院選に勝つことが出来れば、将来の明るさに向けての本格的な構造改革に取り組むべきであろうし、参院選で、単独過半数を実現できなければ、ねじれ国会が迷走しない方法を、英国の例を参考にしながら、2大政党間で協議し、協約・制度化することが大切であろう。
つまりは、参院選に勝てれば、民主党は君子豹変して、筋道の立った、本格的な構造改革・戦略的な原因療法の政策採用に向けて、精力的に動くということが望ましいと見られるのである。
さいわい、マスコミにもこうした方向へ向けての動きが見られる。つまり、正論を説く専門家の評論を取り上げたり、また、例えば、日経新聞が、プルサーマル発電の推進を社説で取り上げた(11月7日)ことも、遅きに失した点はあるとしても、此は構造改革の本流と言うべきものであろう。兎に角、プルサーマル発電は、OECD先進国中、日本はその開始が7番目か8番目の後進国である。原子力発電は、日本は先進国という誤解が一般にはあるようだが、原子炉とか原子力発電機器の製造技術では、日本は一流であることは間違いないのだが、此は、製造業の話、製造技術の話であって、原子力発電所や、その廃棄物処理といった、トータルな運営技術の話、つまりは、「産業としての自立」があるという話ではないのである。おそらく、産業としての運営に配置されるべき技術者や運営指導者に、優秀な人材が投入されてこなかったし、現状も不足しているのでは無かろうか。これでは、日本は、原子力発電についての先進国とは言えないのである。
このブログで取り上げたかどうかは、記憶が曖昧だが、日本の理科系学部の大学卒業生は、最盛期(多分70年代?)の6割にまで減っているそうである。医者不足も、その一つの表れであろう。日本の戦略・政策は、基本の部分、足腰の部分で弱いようである。統治機構を担うべき、政治家の人材養成も出来ていないので、世襲がはびこるということにもなっている。
以上の点を頭に置きながら、参院選までは時間を稼ぎ、その後に豹変して欲しいというのが、当ブログの現政権に対する期待と言うことになる。
前とのつながりが悪いとは思うが、今月の中央公論2009年11月号の、「理系内閣に疑問を呈す」と題する分子生物学者福岡真一氏の評論が目についた。此は、今度の内閣で、首相・官房長官・国家戦略会議担当相が、理科系の大学学部卒業であることについての話である。そして、理系の指導者は、理論に走り・過激となり、成功しないと述べたいようにも読める表題である。だから、より現実的になるようにと心がけよと言おうとしているのかも知れない。とにかく、現在の中国の湖錦濤政権は理科系人材の集団で、三峡ダムや、南北間の水路開通のような施策を強行し、摩擦を大きくしている。しかし、次代の政権を担当すると見られる人材は、全て穏健派が台頭すると目されているとのことである。そして、以上の中国事情の解説は、ニューズウイーク日本版9月16日号によるとのことである。この中国事情自体も、大層興味深いので、孫引きながら引用させていただくことにした。ところで、理系大学学部の統治機構指導者は日本では珍しい。日本では、人事ではゼネラリストが重用され、専門家・技術者は、官庁でも次官にはなれず、その次の参事官止まりである。ことほど左様に、今回の内閣は珍しいのである。そうして、この記事の結論としては、論理に飛躍があるとは思われるのだが、「官僚の無謬神話を廃し、自己懐疑の機運をもたらせば、理数系政権に価値がともる」と言うのである。筆者にはその真意が図りかねるのであるが、これを我田引水的に解釈すると、福岡真一氏は、理想に走りすぎず、現実的な解決策を探せと言っているのであろう。ただし、官僚の無謬神話を廃せ、という点について見ると、現内閣は政治主導という表現で、これを行おうとしているようであるし、この間当ブログでは、官僚の無謬神話を改革せよと、自公民・官僚の癒着政治の基本問題点を、強く指摘してきたところである。理数系の仕事ぶりについて言えば、これらは、試行錯誤がつきものである。さはさりながら、原因療法の追及を専ら行い、作文・修辞学で目先を取り繕うものではないのである。福岡真一氏も、この辺は先刻ご承知のところで、決して両論併記の玉虫色の作文がよいと言っているのではないと思われる。
ここまで言うと、では、日本の進路として望ましい原因療法の実体は何かが気にかかるはずであろう。このブログでは、この夏には大筋は取り上げたところではあるが、より具体的に再論が必要なのかも知れない。これらは順次補足するようにしてゆきたい。


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ハルヒのコスさせたら急にキャラ変わってめちゃ攻められまくったよ!!(*゜∀゜)=3ムハァ
「はやく出しなさいよ!!」とか言いながら手コ*キ&タマ*ナメの嵐だもんなwww
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